牧会コラム週報版 121 2023.1.22
先週の木曜日、私ども夫婦は茨城町の「健康診査」に行ってまいりました。採血もするのですが、そのわずかな痛み、あれは何度体験しても慣れないものです。しかし、こういったことをとおして自分の健康の状態がわかるならば、少々の痛い思いなどどうといったことはありません。
健康診査は年に1回のものです。わざわざ会場に足を運ぶのは、やはり健康というものが大事だからです。そこで考えてみたいのですが、私たちは自分の霊的な健康、すなわち、神さまとの交わりのもたらす健康について、普段からどれほど留意しているでしょうか? その霊的な健康を維持するために、私たちはどんなことに取り組んでいますでしょうか?
むかしはよく、泊りがけの修養会というものが諸教会では開かれていたものでした。私のいた埼玉県の母教会は教会学校を除き、一泊修養会はあまりしませんでしたが、そのかわり、「ケズィック・コンベンション」という、きよめ派の諸教会が中心になって年に一度箱根で開催された泊りがけの修養会に行くことが奨励されていました。今はどこの教会の教会員たちも多忙になり、しかもその多忙さが多岐にわたるようになって、みんなでひとところに集まって修養のときを持つということはなかなか難しいご時世になりました。しかし、ここで私たちが考えたいのは、たとえ教会にお膳立てしてもらうことができなくても、自分で、または家族、あるいは親しい数人の人で時間を聖別して、小さな形でも修養のときを年に一度は持つのはどうだろうか、ということです。どこかで主との特別な深い交わりを特別に持たないならば、私たちの信仰生活、教会生活はマンネリに陥ってしまわないでしょうか。
とにかく私たちには、静まって主との交わりをとおして、自分自身を聖霊なる神さまに点検していただく時間が必要だと考えます。まさに「霊的な健康診査」です。しかもこれは私たちの霊的な不健康さに気づくのみならず、悔い改めといやしに導かれる時間にさえなります。現実の毎日を考えると、そんな時間をつくるのは難しいと思えるかもしれませんが、ぜひ、そういう時間を主が与えてくださるように、まずは祈りはじめてみてください。
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牧会コラム201「ダビデとヨナタン7」武井俊孝
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