週報フォトエッセイ　2024.5.5

「東から昇る太陽」

　イエスさまはこのようにおっしゃいました。「『あなたの隣人を愛し、あなたの敵を憎め』と言われているのを、あなたがたは聞いています。しかし、わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。天におられるあなたがたの父の子どもになるためです。」

　隣人さえろくに愛せない私たちにとって、とても厳しいことばのように思えます。しかし、イエスさまはこのようにおっしゃっています。「父はご自分の太陽を悪人にも善人にも昇らせ……てくださるからです。」

　神さまはきよいお方であられますから、このような罪人たちのことなどたちどころに滅ぼしてしまわれて当然です。しかし、きょうも太陽を昇らせてくださるのは、一人でも多くの人が罪から立ち帰り、ご自身のみもとに来るチャンスを与えてくださっているからです。

　太陽が昇って新しい朝が来るたびに御父のこのみこころに思いを留め、神さまが与えてくださったこの日に、一人でも多くの人が救われるように、ひとつでも主のみこころにかなった行動を起こしていけるように、祈りつつみことばをお読みしてまいりたいものです。