週報フォトエッセイ　2024.7.21

「東京基督教大学」

　私は昨日、東京基督教大学を訪問しましたが、そこは、献身を念頭に置いたクリスチャンたちが集って学ぶ、神学校をベースとした学園で、教職者になることにとどまらない、主の召命にお応えするための訓練の場として、実に素晴らしい環境を備えています。ここで主が持たせてくださる、学びにとどまらない交わりや黙想は、どれほど献身候補生たちを敬虔にし、健全にすることかと、キャンパスやそこに集う学生たちを眺めていて大いに希望を抱きました。

　神学校というと「修道院」のような、堅い禁欲生活にいそしむところというイメージが一般にはあるのではないでしょうか。しかし、学生たちの話を聞いてみると、女子学生たちはウーバーイーツで寄宿舎に食べ物を取り寄せて映画の鑑賞会を開いたりするというのですから、なんとも面白そうです。また、男子学生たちは口をそろえて、みんなで入浴するおふろの時間がとても楽しいと語っていました。学業もさることながら、普段の学生どうしの交わりがどんなに素晴らしいものなのか、聞いていて、自分の神学生時代のことを想い出しました。

　今後もこの大学が多くの献身者を輩出し、日本の福音化に貢献できるようにと祈ります。